2001年5月3日（木）〜5日（土）

箱根に行ってきました。
久しぶりに２泊３日の旅でした。
旅行はよく行く方ですが、連休がなかなかない私は、ほとんどが日帰り旅行です。
２月に念願の厳島神社へ行った時も、初めは泊まりで行きたいと考えていたのですが、
時間の都合で、日帰りになったのです。
でも、大阪から日帰りで充分、宮島と広島(と言っても広島焼きを食べて、
デパ地下めぐりをしただけですが)を堪能できました。
普段は「西国三十三ヶ所めぐり」や「歴史街道スタンプ集め」を楽しむべく、 友達を誘ってはふらふら、と遊びに行っています。
箱根を選んだのは、いつも、お金がないので旅館代を安くしてしまいがちな私達の間で
｢たまには贅沢にのんびりと」をというコンセプトのもとに「そしたらココがいい」
と出てきたものでした｡
いつも、時間が足りなくて「ああ、ココも行けなかった〜」と後悔する私達は、
この箱根の旅では念入りに、時間チェックと行きたい場所を押さえて計画を立てました。
そうして、90％くらい予定どおりに行ったのです！
初めの日は雨でした。
大阪は天気予報に反して曇り空でしたが、名古屋を過ぎてから雨が降り出してしまいました。
ここで、予定を変えることになったのです。　
小田原でお城とお祭り(北條五代祭り)を見てお昼を済ませるつもりでしたが、 雨のお城は寂しいので最終日に回す事にしたのです。
（後で知ったのですが雨天なら中止だった祭りが行われたらしいのです。 つまり、途中で雨は止んだのです(泣))
箱根湯本が最初の観光地になりました。
移動は小田原で購入した「箱根フリーパス」を使い、３日間、それのみで行動しました。
箱根湯本ではまずガーデンミュージアムにある「おもちゃ博物館」に行きました。
お姉さん達が色々な所で説明をしてくれて、「りかちゃん人形の家系図」なるものも手に入れました(笑)
「なんでも鑑定団」の収録があるとかで、北原照久さんが来ていました。（写真とりました♪）

この後食事を済ませ、早雲寺へ静かなお寺でした。
雨上がりで、緑がとてもきれいでした。
早雲公園を通りこれがくせもの。(公園というより小高い山）
箱根湯本の駅に戻って、旅館のある強羅・早雲山に向かいました｡
月の初めとはいえ、箱根はやはり寒かったです。
上着を一枚持って行っておいて、本当によかった！

二日目は「混む」と言われていたロープウェイを貸しきって(笑 本当に人がいなかった)
桃源台に行き、そこから海賊船で元箱根まで行きました。
旧街道を歩いたのですが、イメージしていた「石畳」とはほど遠く、
とても歩きにくかった！　しかし、下り坂が多く、それ程疲れはしなかったです。
40分ほど歩いた後、「甘酒茶屋」で甘酒と黒ごまきなこを食べて、
いざ！･･･バスで元箱根まで戻りました(笑)
そして、昼食を取り、箱根神社にお参りしてから、杉並木を歩いて箱根町へと向かいました。
箱根関所・資料館を見学。
暖かかった気温も夕方になるにつれ寒くなって行きました。
お土産をみつつ、（名産は寄木細工）船で再び桃源台へ。そこにはずらりと並んだ人･ヒト･人。
40分ほど待って、ようやくロープウェイに乗り込みました。
夕食時間を少しずらしてもらって、遅い目の温泉に浸かりました。
この日の湯加減はいい感じでした。(1日目は少し熱かった)

３日目。
ケーブルで強羅駅まで行くとそこにはすごい行列が！
皆さん、元箱根の方まで船を使って行くのだろうな、と思い、
なかなかいい場所に旅館が取れたと、満足していました。
強羅では「強羅餅」を手に入れただけで終わり、登山鉄道に乗っての宮ノ下まで行き、
うわさのシチューパンを食べに行きました。
お昼前だったので私達が入った時は空いていたのですが、食べている間に「渡邊ベーカリー」は満杯になってしまいました。
その後はぷらぷらと散策して、小田原を目指しました。
小田原はお祭り(？)で賑わっていました。
おみこしが町に溢れ、掛け声と共にお店に突進していく光景を目にしました。とても迫力がありました。
小田原城はとてもよいお城でした。
お城と共に周りの雰囲気もよく、面白かったです。
小田原で最終的にお土産をたくさん買い、新幹線に乗り込みました。

箱根では登山鉄道のスイッチバックというのに驚きました。
（３回も！　電車の先頭が変わるのです！　楽しかった♪）
新幹線は小田原に「ひかり」が止まらないので「こだま」との乗換えが面倒でした。
船旅は日光中禅寺湖以来で、でかっこいい船は初めてで嬉しかったです。
バスにケーブルにロープウェイと、とにかくたくさんの乗り物に乗る旅でした。
もっともっとずっと居たい所ですが、そうもいきません。
帰ってきたばかりでも、やっぱり「また旅行したい！」と思わずにいられません。 私の旅行の話は、まだまだ続きそうです。